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2014 年度 研究成果報告書

浸炭焼入鋼の硬化層ミクロ評価による残留応力発生メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24560095
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 機械材料・材料力学
研究機関静岡大学

研究代表者

坂井田 喜久  静岡大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10334955)

連携研究者 早川 邦夫  静岡大学, 工学部, 教授 (80283399)
研究協力者 稲山 朝仁  
村井 俊之  
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード後方電子線散乱回折法 / 局所方位差 / 領域平均 / 硬化層特性 / 硬化層深さ / 残留応力 / 変態塑性ひずみ / 浸炭焼入
研究成果の概要

本研究は,浸炭焼入したクロムモリブデン鋼の硬化層断面に対して走査型電子顕微鏡を用いたEBSD法(Electron backscattering diffraction)による結晶方位解析を行い,隣接測定点間の局所方位差KAMと硬化層深さや残留応力との相関関係を検討した.その結果,硬化層直下のKAM分布は硬化層より深い内部とは異なり,局所方位差評価のしきい値を60°に設定することで,マルテンサイトとベイナイトの混在組織に対応する有用データにすることが可能で,硬化層深さや硬化層表面近傍の圧縮残留応力が一定値に漸近する深さを評価できることを示した.

自由記述の分野

先進材(金属,セラミックス,骨)の変形・応力・破壊評価,電子顕微鏡やX線による非破壊評価法の開発

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公開日: 2016-06-03  

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