研究課題
基盤研究(C)
環境・エネルギー問題が深刻化しており,世界中の工場で昼夜を問わず利用されている工作機械においても,有効な省エネルギー化技術が望まれている。稼動中の装置に応用するためにソフトウェアの変更のみによる省エネルギー化手法が期待される。本研究では工作機械の基本的な動作である輪郭追従動作と位置決め動作を対象に省エネルギー化を実現するための制御法を提案し,実験的に有効性を検証した。制御性能を低下させることなく,消費電力量を大きく低減できることを確認した。
システム工学 制御工学 メカトロニクス