研究課題
基盤研究(C)
異形鍛造部品の中空化技術として,ステンレス鋼の円筒にアルミニウム合金の丸棒をはめ込んだ素材の鍛造成形技術の開発を行った.鍛造は一種類の金属を成形するのが一般的であるが,本技術では二種類の金属を同時に成形するところに特徴がある.本研究では,数値解析及び成形実験を行うことで,金属間の隙間及び摩擦係数の成形性への影響を明らかにし,数値解析手法における温度設定方法及び材料特性の設定方法が確立できた.また,特徴的な素材流れを把握することができた.
設計工学,材料力学,生産加工学