研究課題
基盤研究(C)
次世代の太陽電池である色素増感太陽電池の光電変換効率の低下防止と耐久性向上を目指して,金属繊維材を混入した潜熱蓄熱材による色素増感太陽電池の温度制御技術を開発した.この結果,潜熱蓄熱材によって色素増感太陽電池の温度を一定温度に制御することで光電変換効率の低下防止と耐久性向上になることを確認した.さらに,潜熱蓄熱材の蓄放熱特性が金属繊維材の混入による有効熱伝導率の増加と自然対流の抑制効果に影響されることも確認した.
伝熱工学