研究課題
基盤研究(C)
本研究では,光トラップ場の時空間構造を精密に実時間制御できるハイブリッド光ピンセット光学系を試作・最適化し,画像処理などの高度自動化技術と統合・融合化することで,多様な物質を3次元マイクロ操作するための基盤技術を開発した.2軸ミラーと電気式焦点可変レンズを用いた時分割同期走査による3次元多点光ピンセットの最適設計法の提案,画像認識技術との統合による3次元微粒子アレイの自動生成と幾何学変換,光多点クランプ法による珪藻のような非球状物の3次元回転などを行い,これら方法の有効性を実証した.
光メカトロニクス