交流電源から、異なる大きさや周波数の交流電源に直接変換できる装置であるマトリックスコンバータ(MC)を静止機器に利用することで電力の有効利用・高効率運転を行うことを目的とし、以下の成果を得た。 MCを電力系統の補償装置に適用し、電力を有効に使用できることを示した。応答性能を向上させ、適用範囲を広げるための制御器ゲインの設計手法を開発した。また、ディジタルハードウェアを構築し、まず出力を単相高周波にしたMCの制御回路をFPGAで作成し、実験にて有効性を確認した後、三相-三相MCにも拡張して動作確認した。
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