研究実績の概要 |
最終年度の成果 平成26年度(最終年度)においては,平成26年5月12‐16日に東京で開催された国際会議EMC'14/Tokyoにて成果発表をおこなった.また,同9月12日に北見工大で開催された電子情報通信学会のEMCJ研究会においても研究発表をおこなっている.さらに,電気学会A部門論文誌に論文投稿をおこなった.こちらについては平成27年5月号に掲載済みである.また,平成27年5月26-29日に台湾の台北で開催される国際会議APEMC2015に投稿し,口頭発表が決定している.最終年度の成果は,本研究で構築した火花長測定システムの測定誤差や精度検証をおこなったこと,さらに,本装置を用いて火花長の測定をおこなったところ,電極接近速度の増大に伴い火花長が縮まることが確認できたこと,である.
期間全体を通した成果 火花長測定システムの構築に時間を要した面もあるが,最終的に本装置の測定誤差の検証がおこなえ,火花長測定実験をおこなうことができた.実験から,電極接近速度が増加するにつれて火花長が短くなっていくことが確かめられた.以上のことから当初の目的はほぼ達成されたと言える.研究期間内に,電気学会A部門誌(Vol.133, No.12, Vol.135, No.5)に2編の論文を掲載でき(この他,謝辞への記載はないが2編の関連論文がある.),国際会議(EMC'14/Tokyo, APEMC2015/Taipei)においても2回論文が採択された.また,電子情報通信学会のEMCJ研究会(2014年9月12日,北見工大)において1回発表をおこなった.さらに,電気学会の調査専門委員会においても研究発表をおこなっている.
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