本研究では,自由視点映像の生成においてViewとDepthを用いるという従来のCG手法からのアナロジーに基づく手法を根本的に見直し,自由視点映像を生成するための新しい表現形式(Representation)を研究した.一つ目は,EPIブロックの表現法として,基底ブロックの線形結合や辞書による光線空間の効率的な表現法を検討し,有効性を示した.二つ目として,符号化開口の考え方を用いて実際の光学系で実現可能な圧縮取得について検討した.4 次元DCT 領域における重み付きL1ノルム最小化法を提案し,復元品質について検討した.
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