視覚的暗号化領域での電子透かし法について順調に研究を進めることができた。これまでの研究成果に画像圧縮に関する知見を融合して、学術論文として成果発表を行った。本研究の新規性及び正当性が、論文掲載によって確認されたと考えている。同時に新たな知見を得ており、幾つかの国際会議においてそれらを発表することができた。本年度は最終年度であり、先端的会議に出席し最新の研究動向を調査し他の研究機関による研究成果との関係を明確にし、プライバシーを保護した画像通信及び画信号処理法として本研究成果をまとめた。また本研究によって得られた新たな知見を次の研究テーマに繋げるための準備を行うことができた。
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