研究概要 |
ネットワーク化制御系における伝送情報の高効率圧縮技術に関して,L0最適化およびL1-L2最適化を用いた信号のスパース表現による新しい方法を提案し,招待論文1件(IEICE Trans. Communications), 学術論文1件(IEICE Trans. Fundamentals),国際会議3件(MTNS2012, IEEE APWCS2012, および IEEE CDC 2012), 招待講演1件(超高信頼性無線通信システム研究会),および国内学会発表3件の成果を得た.これらの研究は,従来の「エネルギーを最小化する」という従来のL2評価規範による制御に比べて,情報圧縮の効率がきわめて良く,ネットワーク化制御系において重要な手法である. また,上記に関連して,データ量子化・圧縮の手法であるデルタシグマ変調の新しい方法,および遠隔制御系において軌道生成の基礎となる制約付き制御理論的スプラインの設計法を提案し,学術論文にまとめた(IEEE Trans. Signal Processing および Asian Journal of Control).
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