研究課題
基盤研究(C)
ディスクリプタ方程式表現は,静的拘束条件と動的要素を同時に記述できる数式モデル表現である.その記述能力の高さを利用すれば,非線形複合システム制御問題をシステム間結合と制御仕様を共に拘束条件とみなしてモデルに含めることで拡大ディスクリプタシステムの安定化問題として捉えられる.本研究では,その解析・設計法の基礎理論として,ディスクリプタシステムが状態方程式制御器によって安定化できる存在条件と設計法を与えた.
制御理論