研究課題
本研究において、まず、非対称・速度依存型ヒステリシスの制御設計に利用できるような新型モデルを提案した。そして、ヒステリシスの近似逆を求めずに、その出力を高精度で制御する非線形適応法を提案した。特に、超磁歪アクチュエータの高周波出力追跡制御を実現するための制御手法を開発した。それから、ヒステリシスの非線形特性を生かし、非対称・速度依存型ヒステリシスを含む動的システムのグロバールなロバスト非線形制御法を設計した。さらに、本研究で開発した非線形適応制御法を超高精度位置決め装置ナノポジショナへ応用し、更なる高精度かつ高適応性を実現した。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 4件、 査読あり 5件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件)
Automatica
巻: 64 ページ: 196-207
10.1016/j.automatica.2015.11.009
IEEE Transactions on Systems, Man, and Cybernetics: Systems
巻: 46 ページ: 1-10
10.1109/TSMC.2016.2523921
Asian Journal of Control
巻: 18 ページ: 1-10
10.1002/asjc.1182
International Journal of Advanced Mechatronic Systems
巻: 6 ページ: 157-165
http://dx.doi.org/10.1504/IJAMECHS.2015.072704
Mathematical Problems in Engineering,
巻: 2015 ページ: 1-8
http://dx.doi.org/10.1155/2015/651601