研究課題
基盤研究(C)
本研究では,活性化アルミニウム微粒子と水との反応を利用した水素発生装置を搭載した小型燃料電池搭載車両の開発を行った。小型電動車両は,三輪車をベースに試作した。水素発生システム,燃料電池とコントロールシステムは,車の後部に設置した。100[W]の燃料電池とバッテリーをモータのコントローラと並列に接続した。これは,始動時や坂道で電力を補償するためのものである。実験により,平均時速12 [km/h]で90分以上走行できることを確認できた。
電気工学