研究課題
基盤研究(C)
社会資本の老朽化が問題となっている.その中の一つに2000年代中ごろに発生した鋼トラス材の破断がある.この橋梁はトラスの斜材がコンクリート床版(路面)を貫通しているタイプであり,降雨などにより斜材が腐食し破断したものと考えられている.本研究はトラスの腐食による減肉を非破壊検査で検出することが目的である.非破壊検査のうち,赤外線法にて,コンクリートおよび鋼材界面の剥離を検出,超音波探傷試験により腐食減肉の有無を検出するための実験を行った.検出のための条件を明らかにした.
維持管理工学