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本研究は，いわき市を対象としてまちづくり活動ユニットを抽出し，日常生活において機能する地域システムの構築を追究することを目的とするものである。具体的には，NPOと自治会・町内会等を対象として実施したアンケート調査とその分析を通して，大震災前後の活動と日常の活動，三者の関係性を明らかにすることができた。また，地域，地区，自治会・町内会等の単位により実態が異なる中で，日常の活動を通した住民どうしのコミュニティやリーダーの存在等，活動に影響を与える要因，土地利用や公共施設の立地にみる地域特性と行政や各種団体・組織等との連携等の防災・減災に取り組み，機能させるための必要事項を明らかにすることができた。
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