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2014 年度 研究成果報告書

経済性を増進した鋼構造柱梁接合部の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24560676
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 建築構造・材料
研究機関北海道大学

研究代表者

岡崎 太一郎  北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20414964)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード鋼構造 / 接合部 / 構造実験 / 有限要素法解析 / 耐震性能 / 溶接
研究成果の概要

建築鋼構造の経済性を向上するために,柱にH形鋼を使用した柱梁接合部を考案した。角形鋼でなくH形鋼を柱に使用し、施工手順を簡略化することを期待した。柱フランジへの接合と柱ウェブへの接合の二体の実大試験体について、繰り返し載荷実験を実施したところ,角形鋼管柱への接合と遜色ない性能を示した。ただ、柱ウェブに接合した場合,初期剛性が10%小さく,塑性化後に柱ウェブと水平スチフナの変形が層間変形に大きく寄与した。有限要素法解析で実験結果を精度よく再現することに成功し、実験と解析の両方から、柱ウェブへの接合は,梁フランジと柱スチフナの突合せ溶接部が破断に起点となりやすいことが分かった。

自由記述の分野

構造工学

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公開日: 2016-06-03  

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