研究課題
基盤研究(C)
地球温暖化に適応可能な建築物を建設するためには、建築設計者が、建物の熱環境シミュレーションを用いて、将来の気候変動の影響を考慮することが有効である。気候変動下の建物の熱環境シミュレーションを実行するためには、その入力データとして将来の気候変動を含む将来気象データが必要となる。本研究では、時別の将来気象データを作成する手法を提案する。本手法は、現在の時別気象データに気候モデル出力を合成するものである。833地点の時別将来気象データを作成し、日本のオフィスビルの空調熱負荷計算に応用した。
建築環境工学