研究課題
基盤研究(C)
東日本大震災では5万3千戸の仮設住宅が建設された.仮設住宅は迅速に建設することを最優先しているため,その居住環境は十分ではない.本研究者は過去の仮設住宅で行われていた居住者自身による住みこなし(自発的な居住改善)ノウハウを東日本大震災の仮設住宅居住者に提供する取り組みを続けており,本研究ではこの取り組みを活用し,仮設住宅の居住環境改善を念頭に置きながら,仮設住宅環境における住みこなしの実態,空き仮設住宅の有効活用,仮設住宅地に付随する公共空間について明らかにした.
建築計画