研究課題/領域番号 |
24560763
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
勝又 英明 東京都市大学, 工学部, 教授 (00257106)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 寺院建築 / 寺院本堂 / 維持修繕 / 長期利用 / 伝統構法 / 避難所 / 災害対策 / 建替え |
研究実績の概要 |
平成20年度から24年度にかけて、国の文化財に未指定の全国の寺院本堂を対象に実施した基本調査で回答を得た2661寺院と、平成25年度に実施した補足調査で回答を得た949寺院のデータを元に、主に「寺院本堂の維持修繕」、「寺院の避難場所利用」、「寺院本堂の計画と利用の実態」の3テーマで研究を進めた。研究を進める中で不足する内容に関して、ハガキアンケート調査、登記簿謄本調査、自治体への避難場所利用に関する調査を行い、これら平成26年度の研究成果は速報として平成27年3月に建築学会関東支部にて発表し、さらに、平成27年9月の建築学会大会で発表する予定。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
スケジュールは順調に進展しており、これまで発表してきた論文を再構成し、不足する分の調査で補いながら、論文の完成度を高めている。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、3つの大きなテーマ「寺院本堂の維持修繕」、「寺院の避難場所利用」、「寺院本堂の計画と利用の実態」で今年度の研究を進める体制を整えつつある。今年度は論文の完成に向けて、関連する寺院の現地調査を行うことで、実態に寄り添った考察を行う予定。
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次年度使用額が生じた理由 |
査読付き論文の考査結果が遅れている為、掲載が未決定の論文があるため。
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次年度使用額の使用計画 |
次年度に掲載が決まれば、支払いを生じる見込み。
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