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2015 年度 実績報告書

震災時における防犯まちづくりに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24560765
研究機関日本福祉大学

研究代表者

田中 賢  日本福祉大学, 健康科学部, 教授 (00387747)

研究分担者 樋野 公宏  東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30391600)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード避難所 / 地震 / 自然災害 / 防犯 / プライバシー
研究実績の概要

地震や台風などの自然災害時に避難する際に、避難所で安心して過ごせることは重要である。特に犯罪からの安全確保策や女性のためのプライバシー確保策など避難所での具体的な方策が望まれている。
今まで得られた知見をまとめて、樋野公宏(東京大学)田中賢(日本福祉大学)、Richard H. Schneider(Professor emeritus, College of Design, Construction, and Planning, University of Florida)の連名で、都市計画系の国際ジャーナル誌(Journal of Architectural and Planning Research.(略称:JAPR))の査読論文にPlanning strategies to reduce fear of crime and increase privacy protection in evacuation shelters after the Great East Japan Earthquake: Survey results on evacuees’ concerns and recommended countermeasuresというタイトルで投稿した(2015年11月)。
内容は、東日本大震災により避難所生活を経験した300名に対して避難所生活での安全・安心やプライバシー確保についてのWebアンケート調査を実施した結果である。特に安全・安心に対する女性のニーズは高く、高齢者より若齢者が犯罪不安を感じていること。持家の者は賃貸居住者に比べて残してきた空き家を不安に感じる傾向にあること。避難所での犯罪遭遇不安と実施される対策には隔たりがあることなどが示された。本報告書提出の2016年5月初旬現在、採否の通知は来ていない。

備考

(1)はUN-HABITATの研究者の紹介ホームページでシュナイダー博士(フロリダ大学)の活動を分かりやすく紹介している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件) 備考 (1件)

  • [国際共同研究] フロリダ大学(米国)

    • 国名
      米国
    • 外国機関名
      フロリダ大学
  • [備考] UN-HABITAT around the world Richard H. Schneider

    • URL

      http://mirror.unhabitat.org/content.asp?typeid=19&catid=545&cid=5303

URL: 

公開日: 2017-01-06   更新日: 2022-02-03  

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