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2014 年度 研究成果報告書

RKKY相互作用の崩壊的減少及びニッケルの磁気モーメント消失と近藤効果との相関

研究課題

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研究課題/領域番号 24560809
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 金属物性
研究機関日本大学

研究代表者

矢野 一雄  日本大学, 理工学部, 准教授 (20256803)

連携研究者 西村 克彦  富山大学, 大学院理工学研究部, 教授 (70218189)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード重い電子系 / RKKY相互作用の崩壊 / CeNi / GdNi / (Ce-Gd)Ni / 近藤効果 / 分子場近似
研究成果の概要

本研究では、40年以上の精力的な研究にも関わらず現在でも理解する糸口が得られていない重い電子系物質に注目し、その中のCeNiの電子状態を理解する糸口を得ることを目的に微視・巨視的に攻究した。そのために(Ce-Gd)Niに注目し攻究したところ、
①Gd低濃度組成域(0.15≦Gd≦0.2)で発現する、RKKY相互作用の崩壊的な減少は”Ceに特有”な現象である可能性が高いこと、②Gd高濃度組成域においてもRKKY相互作用は抑制されている可能性が高いことが判明した。
更に③Gd濃度が0.8→0.5に減少すると、Ceの4f電子状態が磁場の影響を受けることが放射光により微視的に調べることで判明した。

自由記述の分野

遷移金属・希土類及び強相関系物質の磁性

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公開日: 2016-06-03  

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