研究課題
基盤研究(C)
本課題はマグネシウムが生体内分解性のインプラント(埋込)材として利用されるために不可欠な高強度、および高いダンピング特性の同時発現を組成制御と塑性加工による組織制御の融合によって達成することを目的とした。純マグネシウムを用いて結晶粒径、集合組織、双晶の存在などの影響を系統的に評価して、マグネシウムのダンピング特性に及ぼす組織学的因子を明確にした。この結果をMg-Ca合金に適用することで強度(引張耐力)も減衰能も向上させることができた。
材料加工学