輻射光を光学フィルタで遮蔽しながら紫外光照明で高温観察を行える光学顕微システムを構築し、室温から1400℃までコントラストの低下を生じずに材料表面を観察した。画像相関法に必要な、1400℃で安定な微細なランダムパターンを作製する方法を確立した。開発した技術を用いて多結晶Al2O3の1400℃までの熱ひずみを測定することに成功した。高温下で試験片に負荷できるシステムの構築を行った。開発した装置を用いて織物繊維強化セラミックスの熱ひずみを測定し、織物の完全組織内で不均一なひずみが生じていることを明らかにした。
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