研究課題
基盤研究(C)
カイコβGRPのN末端に存在する構造ドメイン領域 (以下 GRP-tag) は、水に不溶なβ-1,3-glucanであるカードランと強固かつ特異的に結合する性質を有する。我々は、この性質を利用した新規の組換えタンパク質固定化法について研究を行った。さまざまな宿主で発現させたGRP-tag融合組換えタンパク質は、細胞抽出液または培地からカードランビーズ上にワンステップで固定化された。また、ディスク型やシート状などのさまざまな形状のカードラン担体の作製にも成功した。
生物工学