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2014 年度 実績報告書

膜材料で作られた気体展開はりの曲げ特性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24560977
研究機関大阪府立大学

研究代表者

石田 良平  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30145817)

研究分担者 秋田 剛  千葉工業大学, 工学部, 准教授 (20405343)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード膜構造 / ガスインフレータブルはり / 有限要素法 / 三次元写真応用計測
研究実績の概要

内部に気体圧力を加えて展開し,その形状を維持する目的で膜材料によって作られたガスインフレータブルはり構造の曲げ特性に関して,方もちインフレータブルはりでは実験的に得られる荷重ーたわみ曲線と大きくずれることが明らかになったため,理論的計算と実験結果との違いを合理的に説明するための新しい理論構築を行ってガスインフレータブルはり構造の設計に役立てることを目的にしている.
上記目的の遂行に当たって,有限要素法の定式化と計算ならびに実験との比較によるアプローチを行うが,初年度においては,力学的モデル構築と予備的実験による有限要素法モデルの構築と三次元写真応用計測システムの導入によりその有効性を確認し,二年度目においては,ガスインフレータブルはりを主翼ストリンガーとして利用した航空機構造の変形計測への適用を行い,このような主翼構造の変形特性,特に,外皮の座屈特性について研究を行った.三年度目においては,カメラを二台に増やすなどの改良を行って写真撮影中の実験装置被写体内部の圧力変動に伴って生ずる形状のわずかな変動による誤差をのぞくと共に,カメラ原点を固定することに伴う種々の変形状態の比較を容易にすることができた.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 気体内圧を受けるインフレータブル膜構造の三次元形状計測2014

    • 著者名/発表者名
      石田良平・秋田 剛
    • 学会等名
      日本機械学会第23回スペースエンジニアリングカンファレンス
    • 発表場所
      羽咋市コスモアイル羽咋
    • 年月日
      2014-12-19 – 2014-12-20
  • [学会発表] インフレータブル膜構造の三次元形状測定2014

    • 著者名/発表者名
      見戸清訓・石田良平・秋田 剛
    • 学会等名
      第51回日本航空宇宙学会中部・関西支部合同秋期大会
    • 発表場所
      名城大学
    • 年月日
      2014-11-21
  • [学会発表] 折り紙工学に基づく三次元立体構造の実形状計測2014

    • 著者名/発表者名
      深見祐士・石田良平・秋田 剛
    • 学会等名
      第51回日本航空宇宙学会中部・関西支部合同秋期大会
    • 発表場所
      名城大学
    • 年月日
      2014-11-21

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公開日: 2016-06-01  

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