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2014 年度 研究成果報告書

カーボン・カーボン複合材のスパッタリング現象の解明とモデル化

研究課題

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研究課題/領域番号 24560981
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 航空宇宙工学
研究機関東京都立産業技術高等専門学校

研究代表者

中野 正勝  東京都立産業技術高等専門学校, ものづくり工学科, 准教授 (90315169)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードイオンエンジン / スパッタリング / カーボン・カーボン複合材 / キセノン
研究成果の概要

イオンエンジンの寿命を予測する上で重要な電極材料のC/C複合材のスパッタ率を精度よく求めるために、その物理現象の解明とモデル化を行った。電子顕微鏡による観察の結果、C/C複合材の表面には直径約10μm長さ数100μmのファイバが指向性なく分布していることが明らかとなったため、剣持らの14%キセノンを含んだカーボン表面に対する垂直入射の山村のスパッタ率モデルを斜め入射のスパッタ収量モデルに拡張した上で、ファイバを模擬した円筒面上のスパッタを全方位から合算して平均化することでC/C複合材のスパッタ率を求めた。C/C複合材に対するスパッタ率はmu10イオンエンジンの耐久試験結果とよい一致を示した。

自由記述の分野

電気推進

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公開日: 2016-06-03  

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