レーザー核融合炉の中心へ入射された燃料球にレーザーを精確に照射するために、以下の主な要素技術の開発を行った。(1)アラゴスポットを利用して、入射経路および核融合炉中を飛行している燃料球の位置を1μmの精度で計測する技術(2)炉中心での到達地点を1μmの精度で実時間(数ミリ秒以内)に計算するための画像処理を行う技術(3)位置計測モジュールの設置誤差を含んだ燃料球の位置データから正確な軌道計算を行う技術(4)炉中心でのレーザーの焦点位置をモニターする技術。 また、これらの要素技術を組み合わせて、必要とされるシステムの設計を行い、システムの一部のテストを行った。
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