位相共役鏡として四光波混合(Four-Wave Mixing: FWM)を用いる方法を提案し,それによるビームステアリングに関する研究をまとめた.レーザー核融合に用いられているポリスチレンフォームターゲットによるプローブ光の散乱・反射モデルとプローブ光照射系、FWMによるPC光の補正とフォームターゲット散乱反射光によるFWMに関する知見が得られた。また、FWMを用いたビームステアリングに要求されるインジェクション精度に関して,具体例として大阪大学の激光XII号のパラメータを採用し,FWMの導入に際して求められる設計仕様について検討した。
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