• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

植物のダイサーの酵素活性と機能分化

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24570044
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物分子生物・生理学
研究機関東京農工大学

研究代表者

福原 敏行  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (90228924)

連携研究者 土生 芳樹  独立行政法人農業生物資源研究所, 農業先端ゲノム研究センター, 主任研究員 (80266915)
吉川 学  独立行政法人農業生物資源研究所, 植物・微生物間相互作用研究ユニット, 主任研究員 (80391564)
石井 一夫  東京農工大学, 大学院農学研究院, 教授 (60449238)
石川 英明  東京農工大学, 大学院農学研究院, 助教 (80625715)
泉川 桂一  東京農工大学, 大学院農学研究院, 助教 (60625713)
古崎 利紀  東京農工大学, 大学院農学研究院, 助教 (60442828)
研究協力者 長野 秀昭  
瀬田 淳  
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードダイサー / シロイヌナズナ / DCL3 / DCL4 / 2本鎖RNA / 小分子RNA / 基質特異性
研究成果の概要

モデル植物シロイヌナズナの4種類の2本鎖RNA切断酵素ダイサー(DCL1~DCL4)の酵素活性および機能分化について解析した。DCL3は5’末端にアデニンもしくはウラシルを含み3’末端に1ないし2塩基の突出を有する短い2本鎖RNAを好んで切断すること、一方DCL4は長い平滑末端を有する2本鎖RNAを好んで切断することが判明した。また、DCL3とDCL4では、至適塩濃度、ATPの要求性などの酵素反応条件が異なることを明らかにした。この結果から、植物は酵素活性や基質特異性の異なるダイサーを用いることで、サイズと機能の異なるsiRNAを生合成し、異なる生体反応に対応・適応していることが示唆された。

自由記述の分野

植物細胞分子生物学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi