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2014 年度 研究成果報告書

交雑集団を利用した近縁種間における異なる花冠長への分化過程および維持機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24570101
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物多様性・分類
研究機関徳島大学

研究代表者

山城 考  徳島大学, 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (50380126)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード種間交雑 / 花冠長 / 遺伝子型 / 雑種指数
研究成果の概要

アキチョウジとヤマハッカの交雑集団について遺伝的・形態的構成、訪花昆虫の訪花行動を調査し、異なる花冠形態が維持される機構について考察を行った。形態形質およびマイクロサテライトマーカーによる雑種クラスの推定の結果、交雑集団の多くが、雑種2世代とアキチョウジとの戻し交雑個体から構成されていることが明らかとなった。このような非対称な交雑が起こる理由としては、アキチョウジとヤマハッカに強い生理的隔離が働いていることと、訪花昆虫の体サイズがヤマハッカの花序の強度に対応していないことによると考えられる。

自由記述の分野

植物分類学

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公開日: 2016-06-03  

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