ハマボッス (Lysimachia mauritiana)の種内染色体多型について、1)台湾の染色体多型の分布とその成因、2)南西諸島のトカラ列島宝島及び奄美諸島では、その分布、動態を明らかにした。3)南西諸島に分布する本種の染色体多型の成因を明らかにする目的で、5Sおよび45S rDNA、telomere DNAをプローブに用い、分子細胞学的分析 (FISH法)を行った。1)と2)については、論文として公表した。3)については、先島諸島に分布する、2n=18 (6m) がオリジナルな核型であることが判った。
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