研究成果の概要 |
Muファージgp49,gp50複合体、gp52,gp51複合体、gp36はいずれも組換え体として精製し、収量はそれぞれ1-5mg/Lであった。gp49,gp50複合体とgp36について結晶を得ることができ、立体構造を決定した。gp49,gp50複合体の構造から、テイルファイバーgp49はβシートやβへリックスが繰り返してできた構造の繰り返しからなることが明らかとなった。また、シャペロンgp50はgp49のC端に結合することがわかった。また、ネックサブユニットgp36は他のファージのものと異なり、単体ではリング構造をとらず単量体であったが、その立体構造は他のファージのものとよく似ていた。
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