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2014 年度 研究成果報告書

光照射固体NMRを駆使したレチナール異性化と光受容膜タンパク質の構造変化の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24570127
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 構造生物化学
研究機関横浜国立大学

研究代表者

川村 出  横浜国立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20452047)

連携研究者 内藤 晶  横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (80172245)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード固体NMR / レチナール / In-situ光照射 / センサリーロドプシンI / 膜タンパク質 / バクテリオロドプシン
研究成果の概要

我々がこれまでに開発したIn-situ光照射-固体NMRシステムを改良し、複数の波長の光を容易に切り替えることができる工夫を施した。これを用いて、レチナール光異性化反応を制御し、Salinibacter ruber由来のセンサリーロドプシンIの正および負の走光性を司るM中間体とP中間体の観測に成功した。センサリーロドプシンIに特有の光中間体であるP中間体は基底状態が光励起され、その光反応の途中に存在するM中間体が紫外光を吸収することによって、2光子反応的に生成すると考えられていたが、我々のNMRのデータから基底状態に青色光を当てるとP中間体が直接産生するユニークな結果が得られた。

自由記述の分野

構造生物化学

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公開日: 2016-06-03  

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