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2014 年度 研究成果報告書

結晶構造解析と新規NMR法を組み合わせた植物ホルモン複合体の相互作用解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24570133
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 構造生物化学
研究機関京都大学 (2014)
奈良先端科学技術大学院大学 (2012-2013)

研究代表者

大木 出  京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 研究員 (80418574)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードX線結晶解析 / NMR / 植物 / 植物ホルモン / 構造生物学 / 花成
研究成果の概要

フロリゲンは植物において花が咲く時期を決定している花成ホルモンであるが、開花タイミングの制御機構は未だ明らかでない。本研究では、最近我々が同定したフロリゲン受容体に注目し、フロリゲンと受容体あるいは花成リプレッサーと受容体が形成する2種の転写調節複合体の機能構造解析を行った。
構造学的知見より、フロリゲンとリプレッサーは受容体に拮抗的に結合し、2つの複合体は相互に交換しうることが判明した。これより、フロリゲンは花成抑制複合体からリプレッサーを追い出すことで活性化複合体を形成し、花成のスイッチを入れるモデルを提唱した。また、平行してNMRを用いた相互作用解析法の開発を行い、有効性を確認出来た。

自由記述の分野

構造生物学

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公開日: 2016-06-03  

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