研究課題
基盤研究(C)
腸球菌V-ATPアーゼは9つの種類のサブユニットから構成されているイオン輸送性回転酵素である。本酵素の分子メカニズムを明らかにするためには、各サブユニット間の相互作用の全体像を明らかにすることが必要不可欠である。触媒頭部及びイオン輸送性回転モーターの結晶構造を基盤として、各サブユニット遺伝子の変異株、大腸菌大量発現系などの利用を通じて、生化学的解析及び表面プラズモン解析などにより回転子固定子間のサブユニット間の相互作用を明らかにした。
機能生物化学