研究課題/領域番号 |
24570180
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
鎌足 雄司 岐阜大学, 生命科学総合研究支援センター, 助教 (70342772)
|
研究分担者 |
桑田 一夫 岐阜大学, 連合創薬医療情報研究科, 教授 (00170142)
赤坂 一之 近畿大学, 先端技術総合研究所, 教授 (50025368)
織田 昌幸 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (20318231)
|
連携研究者 |
石川 岳志 長崎大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (80505909)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | プリオン蛋白質 / プリオン病 / 抗プリオン化合物 / 創薬 / 揺らぎ / 高圧 / 準安定状態 / 抗体 |
研究成果の概要 |
プリオン病は、致死性の神経変性疾患であり、まだ有効な治療薬はない。最初に、これまでに報告されている抗プリオン化合物を作用機構により分類し、天然構造を安定化する化合物の存在を示した。また、NMR法により構造変換に重要な揺らぎを同定した。また、新規抗プリオン化合物として、RNAアプタマーおよびタクロリムスを発見した。最後に、これまでの蛋白質の揺らぎに関しての研究を俯瞰して、蛋白質内部のキャビティの存在が、蛋白質の揺らぎや蛋白質の機能発現に密接に関連することを総説にまとめた。本研究は、準安定状態を標的とした創薬の新たな可能性を示した。また、広範囲な構造空間の研究の必要性を強く示唆している。
|
自由記述の分野 |
生物物理学
|