研究課題/領域番号 |
24570182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 光産業創成大学院大学 (2013-2014) 京都大学 (2012) |
研究代表者 |
横田 浩章 光産業創成大学院大学, 光産業創成研究科, 准教授 (90415547)
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連携研究者 |
菅澤 薫 神戸大学, 自然科学系先端融合研究環バイオシグナル研究センター, 教授 (70202124)
岩井 成憲 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (10168544)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | DNA損傷・修復 / タンパク質 / 核酸の構造 / 動態 / 機能 |
研究成果の概要 |
真核生物(ヒト)のDNA修復において機能する修復タンパク質がDNAとどのように相互作用し、損傷部位を認識するのかを、これまで開発してきた1分子計測顕微鏡を用いて、1分子可視化した。その結果、DNA損傷認識に関わるXPC複合体(XPC-RAD23B)が損傷DNAに高いアフィニティで結合すること、DNA上で1次元拡散運動を行っていることを明らかにした。これら1次元拡散運動の拡散係数の値は広く分布しており、このことはXPC複合体が必ずしもDNAのらせんに忠実に沿って動かず、DNA上をより速く移動し、長大な非損傷DNAに存在する損傷を効率よく、かつ確実に見つけ出していることを示唆している。
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自由記述の分野 |
生物物理学
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