減数分裂時のエンドサイトーシスを観察するライブイメージング系を構築した。その結果、Mug170は胞子形成時に細胞膜の特定の領域に局在し、Psy1の局在変化と同時に観察することができた。Psy1のとりこみに重要なリジン残基を決定した。分裂酵母に存在する7つのHECTタイプユビキチンリガーゼ欠損株を作製し、Psy1のとりこみを観察したところ、いずれの株でもとりこみの欠損は見られなかった。また、減数分裂時に発現量の上がるmug遺伝子破壊株約200にGFP-Psy1を導入して、20の関連遺伝子を取得した。これらの中には、ユビキチンリガーゼ、サイクリン、微小管の構築に関わる遺伝子などが含まれていた。
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