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本研究では、深海に生息する二枚貝シロウリガイとその細胞内共生細菌をモデルに用いて、宿主とその細胞内共生細菌の共進化と細胞内共生菌のゲノム縮小進化過程の解明を目指した。宿主と共生細菌の系統樹解析から、シロウリガイの一部の宿主と共生細菌は、共進化関係を示さなかった。また、共生細菌のゲノム解析を行い、一部の共生細菌のゲノムサイズはこれまで知られているものより約1.5倍大きいことがわかった。シロウリガイの共生細菌のゲノムは、これまでに報告されている共生細菌のゲノムよりもゲノム縮小の初期段階であると考えられた。
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