研究課題
基盤研究(C)
乾燥に強いヤトロファのメタボローム解析を行い、乾燥処理によってプロリンやラフィノース、各種アミノ酸等の適合溶質の含量が有意に増大することを見出した。それらの代謝物のうち、プロリンとラフィノースの生合成系路の鍵遺伝子をクローニングし、シロイヌナズナに導入したが、いずれの組換え系統でも耐乾性の向上は認められなかった。また、シロイヌナズナから組織特異的、ストレス誘導的、あるいは恒常的な発現をするプロモーターをクローニングして、ストレス耐性植物の作出に利用可能な汎用的発現ベクターを構築した。
植物分子育種