研究成果の概要 |
OsRDR1変異株についてイネマイクロアレイ解析の結果リポキシゲナーゼ等の防御遺伝子の発現が低下していた。本遺伝子,OsRDR6, OsSGS3の各変異株及びOsRDR1,OsSGS3の各過剰発現株において、ウイルス、細菌および菌類に対する感染応答を解析した。その結果各変異株においては感受性が高まり、過剰発現株においては抵抗性を示す結果が得られた。OsRecQ1およびOsRDR1 の各変異株について、紫外線照射やEMS処理によるDNA損傷ストレスに対してDNA損傷特異的小分子RNAの蓄積が見られず、これらの遺伝子が関係することを明らかにした。
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