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2014 年度 研究成果報告書

イネ根におけるアンモニウム態窒素過剰摂取抑制の分子機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24580090
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関東北大学

研究代表者

早川 俊彦  東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60261492)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード遺伝子 / シグナル伝達 / 植物 / 生理学 / 発現制御 / 植物代謝調節
研究成果の概要

窒素栄養は、植物の多量要求性栄養素であり、その生育や生産性を支配する。水田栽培のイネは、外来窒素源として主にアンモニウムを吸収・利用するが、高濃度アンモニウム供給は、多くの陸上植物に有害である。高濃度アンモニウム供給下の植物根では、高親和性アンモニウム吸収が負に制御されるが、この詳細な分子機構は不明であった。本研究成果として、高濃度アンモニウム供給下のイネ根において、タンパク質キナーゼOsACTPK1が、体内の利用可能な炭素骨格量に応じて、原形質膜のアンモニウム輸送関連タンパク質の輸送活性の制御に関わることが示唆された。この知見は、植物根の過剰アンモニウム摂取回避機構の理解の端緒となる。

自由記述の分野

植物分子栄養学

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公開日: 2016-06-03  

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