研究課題/領域番号 |
24580106
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
小嶋 政信 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (20153538)
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連携研究者 |
藤井 博 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (90165340)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 糸状菌の光応答 / 青色光刺激 / シキミ酸蓄積 / 遺伝子発現制御 / タンパク質発現制御 / 新規有用物質生産法の開発 / 一次代謝経路の光制御 / 発光ダイオード |
研究成果の概要 |
青色光刺激を与えたヒラタケ菌糸の一次代謝産物を網羅的に解析した結果、鳥インフルエンザ特効薬として知られるタミフルの製造原料となるシキミ酸が、暗所培養菌糸と比較して飛躍的に増加していることを見出した。 ヒラタケ菌糸の一次代謝産物解析,遺伝子発現解析,並びにタンパク質発現解析結果に基づいて,このシキミ酸蓄積現象は、解糖系の律速反応酵素(6-ホスホフルクトキナーゼ),ペントースリン酸経路の律速反応酵素(グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ)並びにシキミ酸経路の律速反応酵素(DAHP合成酵素)の各発現量が増加したことに起因することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
光生物科学
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