Megasphaera elsdenii JCM1772株由来アクリル酸生産関連遺伝子pctおよびlcdCABをEscherichia coli BW25113 (DE3, ΔpflA)にて発現させた。得られた形質転換体をM9培地にて嫌気培養したところ、培養18h後に0.17 mMのアクリル酸を生産した。同様の実験をLactococcus lactis NZ9000 (L-ldh::D-ldh)にて行ったが、アクリル酸生産は確認できなかった。その理由として、NZ9000におけるPctおよびLcdCABの発現量が十分でないことが考えられた。
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