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2014 年度 研究成果報告書

細胞膜の動態計測から探る深海性好圧性細菌の圧力適応機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24580122
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用微生物学
研究機関青山学院大学

研究代表者

阿部 文快  青山学院大学, 理工学部, 教授 (30360746)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード深海好圧性細菌 / 細胞膜 / 膜物性 / 時間分解蛍光偏光解消法 / 高圧適応
研究成果の概要

深海の好圧性細菌は高水圧への適応を果たしている。細胞膜は物質透過とエネルギー生産に重要だが、一般に高圧や低温によって機能阻害される。本研究では細胞膜の物性の観点から、好圧性細菌における高圧適応機構を解析した。様々な深度から単離されたShewanella属、Moritella属およびPhotobacterim属の細菌を培養後、蛍光偏光試薬TMA-DPHを用いた時間分解蛍光偏光解消法を行って、膜の秩序因子とアシル鎖の回転拡散係数Dを測定した。その結果、より高い圧力に適応した種ほど膜が剛直であることがわかった。このことは、好圧性細菌の細胞膜は柔軟であるという従来のイメージとは大きく異なるものである。

自由記述の分野

分子遺伝学

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公開日: 2016-06-03  

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