研究課題
基盤研究(C)
本研究ではプラスマローゲン(Pls)による皮膚TJバリア機能調節作用の解明とともに、体内Pls量を増加させることによりアトピー性皮膚炎を予防・改善する機能性食品成分を探索することを目的とし、細胞および実験動物を用いて、以下の検討を行なった。細胞実験において、エタノールアミン型Plsはタイトジャンクションタンパクの結合を強固にした。アトピー性皮膚炎モデルを用いた動物試験において、体内でPlsを増加させる物質の摂取で、症状改善傾向が見られた。
脂質生理学