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2014 年度 研究成果報告書

タケノコメバルの放流が及ぼす遺伝的影響評価と多様性保全の為の精子凍結保存法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 24580278
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 水産学一般
研究機関福井県立大学

研究代表者

富永 修  福井県立大学, 海洋生物資源学部, 教授 (90264689)

研究分担者 田原 大輔  公立大学法人福井県立大学, 海洋生物資源学部, 准教授 (20295538)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードタケノコメバル / 遺伝的多様性 / 胎生魚 / 栽培漁業 / 精子凍結保存 / 人工授精 / 瀬戸内海 / Sebastes oblongus
研究成果の概要

資源水準が極めて低いタケノコメバルを放流する事により遺伝的影響を評価し、多様性を保全するために凍結精子を用いた人工授精技術の開発を目的とした。タケノコメバル人工種苗集団を放流することで、瀬戸内海東部の野生集団の年級群間のFst値に有意差は認められなかったものの、2005年以前年級群から2009年級群の間で7.4%の低下が認められた。また、凍結精子保存と解凍方法に関して実験を行い、凍結防止剤の選定および冷却速度、到達温度、ならびに解凍速度および凍結防止剤除去方法を確立できた。しかし、凍結精子を用いた人工授精は一部成功したものの事業化には受精率の改善が必要である。

自由記述の分野

水産資源生物学

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公開日: 2016-06-03  

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