研究課題
基盤研究(C)
サケ稚魚では、消化管ホルモンのうちコレシストキニン-L型の脳での遺伝子発現量が細菌性鰓病(鰓病)の早期診断指標になることがわかった。この指標を用いて、北海道内の10箇所のふ化場で飼育された稚魚の診断を行った結果、全てのふ化場で鰓病発症の前兆はなかった。亜麻仁油を添加した市販配合飼料を、1週間以上継続して給餌すると、鰓病の発症が抑制される可能性が示された。
水産増殖学