研究課題
基盤研究(C)
コイ、マアナゴ、トラフグおよびヒラメの各種組織を用いて、コラーゲンの酸溶解性を測定するとともに、リジルヒドロキシラーゼ(LH)1、LH2およびLH3のcDNAをクローニングした。さらに、各種組織におけるLH11、LH2およびLH3の発現特性等を検討した。その結果、コラーゲンの酢酸溶解率が低い組織において、LH2の発現量が低いことが明らかとなった。従って、LH2のmRNA発現量の違いが各種組織に由来するコラーゲンの酢酸溶解率および架橋程度の変化に関与していることが明らかとなった。
水圏生産化学