平成26年度は、第一にバイオマスタウン構想策定地域を対象として、その現状と課題について検討を行った。まず、バイオマスタウン構想策定自治体に対するアンケート調査を行い、策定後の状況と今後の取り組みに関する意向調査を行った。また、具体的な取り組みについて検討するために、青森県、岩手県、北海道の構想策定自治体の聞き取り調査および情報収集を行った。 第二に、「需要発見プロセス」について昨年度の継続で調査と事例分析を行った。まず、青森県・藤崎町の稲わら堆肥化事業について、自治体の聞き取り調査と、稲わら供給農家のアンケート調査を実施するとともに、稲わら堆肥の需要動向について分析を行った。また、福島県での籾殻固形燃料化事業についての調査を行い、そこでの需要動向について分析を行った。
|